今回は、7月の山梨県上野原市の産直野菜セットでお届けする、新じゃがいも、新玉ねぎ、新ニンニク、ミニトマト、ズッキーニ、とうもろこし、きゅうり、なす、バジル、モロヘイヤなど、夏が旬の野菜をたっぷり使った簡単レシピをご紹介します。
忙しい人でもすぐ作れる♪初夏の旬野菜たっぷりヘルシーレシピ
忙しい主婦や一人暮らしの社会人の皆さん、そして健康志向のあなたにおすすめ!初夏が旬の野菜をたっぷり使った、簡単で手軽に作れる時短レシピをご紹介します。新じゃがいも、新玉ねぎ、新ニンニク、ミニトマト、朝採れズッキーニ、皮付きとうもろこし、きゅうり、バジル、モロヘイヤなど、今が美味しい季節の食材をフル活用。旬の野菜は栄養も豊富で旨味も格別なので、上手に取り入れてヘルシーなメニューを楽しみましょう。今回は5〜15分程度でパパッと作れるサラダ、ソテー、電子レンジおやつの3品をご紹介します。それぞれ季節の美味しさを活かしつつ、忙しい日でもちゃちゃっと作れるレシピです。それでは早速見ていきましょう!
レシピ1: 新玉ねぎ・きゅうり・トマトのさっぱりマリネサラダ

シャキシャキ食感が楽しい新玉ねぎときゅうり、甘酸っぱいミニトマトにバジルの香りをプラスした初夏のさっぱりサラダ。火を使わず約5分で作れます。
材料 (2人分): 新玉ねぎ1/4個(薄切り)、きゅうり1本(輪切り)、ミニトマト6~8個(半分に切る)、バジルの葉5~6枚(手でちぎる)、オリーブオイル大さじ1、酢またはレモン汁大さじ1.5、塩少々、こしょう少々、(お好みで新ニンニクすりおろし少々)
作り方:
- 下準備: 新玉ねぎはできるだけ薄くスライスします。辛みが気になる場合は水に5分ほどさらすか、ザルに広げてしばらく空気にさらしておきましょう(空気にさらす方が甘みが増すという裏技があります)。きゅうりはヘタを落として輪切り、ミニトマトは洗ってヘタを取り半分に切ります。バジルの葉は食べやすくちぎっておきます。
- 和える: ボウルにオリーブオイル、酢(またはレモン汁)、塩こしょうを入れて混ぜ、ドレッシングを作ります。そこに新玉ねぎ・きゅうり・ミニトマト・バジルを加え、全体をさっと和えます。野菜に調味料が行き渡るように優しく混ぜましょう。
- 仕上げ: 全体が混ざったら器に盛り付けます。冷蔵庫で5分ほど置くと味がなじんで一層美味しくなります。シャキシャキの新玉ねぎとみずみずしいきゅうりに、バジルの爽やかな香りとトマトの酸味がアクセントのサラダの完成です。
調理のポイント:
- 新玉ねぎは水分が多く甘みが強いので、生でサラダに使うのにピッタリです。辛み抜きのコツ: 新玉ねぎは水にさらしすぎると栄養が流出するので、軽くさらすか空気に触れさせる方法がおすすめです。
- きゅうりは塩少々でもみ、水分を絞ってから和えると味染みが良くなります。トマトはミニトマト以外に大玉トマトを一口大に切って使ってもOK。
アレンジのヒント:
- お好みでツナやゆで卵、チーズを加えればボリュームアップした主菜サラダにもなります。
- ドレッシングに少量の醤油やごま油を足して和風テイストにしても美味しいです。
- 実はこのサラダにモロヘイヤの茹でたものを刻んで加えるのも◎。モロヘイヤはほうれん草のようにおひたしや和え物にも使える野菜なので、プラスすれば栄養価もアップします。
レシピ2: 新じゃがとズッキーニのガーリックソテー

ホクホクの新じゃがいもとジューシーなズッキーニを香ばしいガーリック風味でソテーしました。食欲そそる一品で、10〜15分で完成します。
材料 (2人分): 新じゃがいも小2〜3個(約200g)、ズッキーニ1本、ミニトマト5〜6個、新ニンニク1片、オリーブオイル大さじ1、塩少々、黒こしょう少々(お好みでバター小さじ1、醤油小さじ1/2)
- 新じゃがいもは皮付きのまま使用できます。ズッキーニは朝採れなど新鮮なものなら皮ごとでOKです。
作り方:
- 下ごしらえ: 新じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま一口大に切ります。耐熱容器に入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で約3分加熱して先に火を通しておきます(これで時短&ほくほく食感に!)。ズッキーニは両端を落とし、1cm厚さの輪切りに。ミニトマトは半分に切ります。新ニンニクは皮をむいて薄切りにしましょう。
- 炒める: フライパンにオリーブオイルと薄切りにんにくを入れ、弱火で熱します。にんにくの良い香りがしてきたら、中火にして新じゃがいもとズッキーニを加えます。両面にこんがり焼き色がつくまで炒めましょう(ズッキーニは焦げやすいので火加減注意)。新じゃがは電子レンジ加熱済みなので短時間で色よく焼けます。
- 仕上げ: 火が通ったら塩と黒こしょうでシンプルに味付けします。お好みでバターと醤油を少量加えて風味づけすると、香ばしい照りが出て食欲倍増!全体に調味料がなじんだら火を止め、仕上げにミニトマトを加えてサッと和えます。彩りも綺麗なガーリックソテーの完成です。
調理のポイント:
- 時短テク: じゃがいもは先にレンチンすることで炒め時間を大幅短縮できます。電子レンジで加熱することで調理時間がグッと短くなり、忙しい日にも助かります。
- 焦げやすいにんにくは弱火から熱して香りを引き出しましょう。にんにくが焦げてしまうと苦味が出るので注意。
- 新じゃがは皮が薄く柔らかいので皮ごと美味しく食べられます。気になる芽の部分だけ取り除いて使いましょう。
- ズッキーニには実はビタミンCが多く含まれており、じゃがいもにもビタミンCやカリウムがたっぷりです。抗酸化作用も期待できるので、シンプル調理で野菜の栄養を丸ごといただきます。
アレンジのヒント:
- ボリュームが欲しい場合はベーコンやウインナーを一緒に炒めてもOK(実際このレシピ写真ではベーコンが入っています♪)。程よい塩気と旨味がプラスされ、食べ盛りの方も満足の一品に。
- 味付けは塩こしょうの代わりにクレイジーソルトなどハーブソルトを使ったり、カレー粉をまぶしてカレー風味にしたりとアレンジ自在です。
- 仕上げにフレッシュバジルを散らすと風味アップ!サラダで使ったバジルが余ったらぜひ加えてみてください。
レシピ3: 皮付きとうもろこしのレンジ蒸し(バジルバター風味)

皮付きのとうもろこしを丸ごと電子レンジで加熱すれば、甘みたっぷりジューシーな「蒸しとうもろこし」が簡単にできます。茹でる手間いらずで後片付けも楽チン!
材料 (2本分): とうもろこし 2本(皮付きのまま)、バター適量、バジルの葉数枚、塩少々
作り方:
- 下準備: とうもろこしは外側の厚い皮を数枚むき、ひげも長い部分は切り落とします。※薄い皮を1〜2枚残した状態にしておくと青臭さが出にくくなります。バジルはみじん切りにして室温で柔らかくしたバターと混ぜておきます(バジルバター)。バターに塩をひとつまみ混ぜても◎。
- 電子レンジ加熱: 皮付きのとうもろこしをラップで包まずそのまま電子レンジに入れます。600Wの場合1本あたり約4〜5分加熱してください(2本同時なら8〜10分程度。様子を見て調整しましょう)。加熱後、そのまま2〜3分蒸らすとさらにホクホクに。電子レンジ庫内では、ターンテーブルの中央より端に置く方がムラなく火が通りやすいという豆知識もあります。
- 皮をむく: 加熱が終わったらとうもろこしを取り出し、根元の硬い部分を包丁で切り落とします(※熱いので布巾越しに持つと安全です)。そして先端の方から皮をつかみ、一気に引っ張ってむきましょう。スルリと皮とひげがまとめて取れて感動!
- 仕上げ: 熱々のとうもろこしにバジルバターを塗り広げます。バターが溶けて香ばしい風味が広がり、バジルの爽やかな香りが漂う贅沢な一品に。シンプルに塩をふるだけでももちろん美味しくいただけます。
調理のポイント:
- レンジ加熱のメリット: 皮付きのままレンジで加熱すると、水っぽくならず旨味が凝縮されて甘みを強く感じられます。そして何と言っても短時間で手軽にできるのが最大の利点です!暑い日でも火を使わず調理できるので気軽に作れますね。
- とうもろこしは鮮度が命。朝採れなど新鮮なものほど甘みが強いので、見つけたら即ゲットして料理に使いましょう。皮付きなら日持ちもするので冷蔵庫で保存してOKです。
- 加熱時間はとうもろこしの大きさや電子レンジの機種によって多少前後します。目安は600Wで4〜5分ですが、大きいものは追加30秒〜1分、加熱ムラがある場合はひっくり返してもう30秒追加など調整してください(加熱しすぎると実が固くなるので注意)。
- レンジ加熱後に余熱で蒸らすのもポイント。加熱直後は内部がとても熱いので、そのまま数分置くことでしっとり仕上がります。
アレンジのヒント:
- バジルバターの代わりに醤油バターを塗れば香ばしい和風味に、または溶かしバター+醤油+七味唐辛子で焼きもろこし風にするのもおすすめです。
- 小さなお子さんにはバターの代わりにマヨネーズ+醤油少々をつけても喜ばれますよ。
- そのままでも十分甘いので、何もつけずにスナック代わりに食べても◎。電子レンジで調理したとうもろこしは栄養も逃げにくく、水っぽくならず冷めても美味しいと評判です。
まとめ
いかがでしたか?初夏の旬野菜を使った簡単レシピ3品をご紹介しました。どれも5〜15分程度で作れるので、忙しい日でもあと一品欲しいときや栄養をしっかり摂りたいときに大活躍してくれます。新じゃがやズッキーニ、とうもろこしは今がまさに美味しい季節。電子レンジや下ごしらえの工夫を活用すれば、時短しながら素材の美味しさを存分に引き出せます。旬の野菜にはビタミンや食物繊維が豊富で、体にも嬉しい効果がたくさん。ぜひ今回のレシピを参考に、季節の恵みをおいしく手軽に味わってみてください。
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